エーシージャパンのコマーシャル

 

震災の影響もあってなのか、テレビコマーシャルの種類が減り、日本広告機構の親切なのか?オセッカイなのか?わからないと称するコマーシャルが沢山流れる。高齢者に席を譲る話や挨拶の話、マナーの話や道徳のような話もあったように思う。多くの場合は、家庭や学校で教えられて当然の話のようにも思うが、家庭でも学校でも教え切れなかったから、コマーシャルで少しばかりおしゃれにやっているのだろうか?

子供の頃の私は、家庭や学校でも怒られたが、町内でも怒られることが多かった。町内にはガキ大将がいてその指示に従って遊ぶのが多かったので、子供たちは徒党を組んで遊びまわった。近所には縁台を出して、タバコでも吸いながら一休みしている頑固じじいがよくいて、子供の遊びの度が過ぎると怒られたし、そうでなくとも睨まれたので、その目を盗んで遊びまわった。

時々は、近くの高校の校庭や警察署の運動場に入って草野球をやった。どちらも関係者以外は立ち入り禁止になっていたので草野球の開始後ほどなくすると、係りの人に追い出され、追いかけられた。子供たちの中でも年少だった私は足が遅いので、とても恐かったが、ガキ大将はスリルを楽しんでいたのだろう。そのほかにも、皆で銭湯に行って泳いだり飛び込んだりして怒られたり、山崎川の排水路に冒険と称して入り込み、通報され怒られたりもした。

今では、子供を下手に叱れば逆襲されそうとかで、見て見ぬ振りをする大人が多いから、分別のない子供が多いのかもしれない。

逆襲されそうとは思わないが、コンビニの前で買い食いしている高校生のマナーは誉められたものではないが、駄菓子屋の代わりをコンビニがやっていると思えばある程度は仕方ないと思う。それにホームレスが寝てしまうとか言って、町にベンチがなくなったから、立ち食いも仕方ないかもしれない。なにしろ中学や高校の頃は腹が減るものである。

しかし、昔の駄菓子屋なら行儀があまりにも悪ければ、店のおばちゃんに怒られた。だが、コンビニの店員にそれを期待することは出来ない。

家庭でも学校でもしつけが出来ないところを、町の頑固じじいや駄菓子屋のおばちゃん達が担っていたのだろうが、その代わりをエーシーのコマーシャルに出来るはずもない。やはり人は面と向かって、叱ったり話をしなければ本当のところ、心は伝わらない。

それが少ないとすれば、その分今の子供達は不幸のように思う。それで大人の歳になってから困るのは本人であり、社会である。

しかし、私はこの歳になってもうまく叱ることが出来ないでいる。それらしき講習も受けてみたが、叱り方は難しいものである。